勉強会カンファレンス2009に参加してきました。
勉強会カンファレンス2009に参加してきました。
スタッフのみなさんありがとうございました。
勉強会カンファレンス2009
http://atnd.org/events/718
MetaCon | Google グループ
http://groups.google.co.jp/group/metacon
(勉強会のノウハウがこのサイトにつまっています。)
カンファレンスの様子はUstreamで見ることができますし
すでに詳細なレポートがあがっているので
興味のある方はそちらをご覧ください。
Ustream
http://www.ustream.tv/channel/metacon
勉強会カンファレンス 2009
(kawaguti の日記 (id:wayaguchi))
http://d.hatena.ne.jp/wayaguchi/20090606/1244305912
「勉強会カンファレンス 2009」私的不完全議事録
(酒と蕎麦と IT と)
http://d.hatena.ne.jp/suno88/20090606/1244257705
その他、続々とレポートのエントリーがあがっています。
#読んでいたら自分アップが遅くなってしまった。
タグ「metacon2009」を含む新着エントリー
http://b.hatena.ne.jp/t/metacon2009?sort=eid
Realtime results for #metacon2009
http://search.twitter.com/search?tag=metacon2009
今回は三鷹プログラマーズカフェをお手伝いするにあたって
いろいろ参考になるのではないかと思い参加しました。
特にshinoさんの発表はストライクで思わず質疑応答で質問してしまいました。
行政をHackせよ。(shinoのときどき日記)
http://www.freedomcat.com/diary/?date=20090607
ただkawagutiさんのレポートみると
「三鷹プログラマーズカフェというのを始めた。完全にボランティアベースのものと、
企業がやっているもののハイブリッドを目指している。」
と発言してしまっていて、(Ustreamでも確かにそうしゃべっていました)
これだとすでにハイブリッド化が目的にようにとられてしまいますが、
現状はどのような方向性を目指すのか現場レベルで模索中といった状態ですので
ちょっと訂正しておきます。すみません。
#仕事上人前で話すのは慣れているつもりでしたが久しぶりのせいかかなり緊張してしまいました。
さて、ストライクの部分が以下の部分ですが
3.IT勉強会と行政窓口
(5)団体(IT勉強会)・企業・自治体で連携して
地域の経済・産業の活性化に貢献したい
関わっておきながら自分でも各団体企業の関係がよくわかっていないので簡単に整理してみると、
- 行政
- 団体
- エンジニアコミュニティ
- 三鷹ICT事業者協会
といったところでしょうか。
一般的には団体のところにはNPO等が該当するようです。
すでにNPOとして活動しているエンジニアコミュニティもありますが
三鷹プログラマーズカフェの参加者はまだばらばらの状態です。
今後どう発展するかはまだほとんどみえてません。
近い事例を提示していただので早速調べてみたいと思います。
※追記 早速関係者から指摘を受けてたので訂正します。
まちづくり三鷹さんはもともとは三鷹市が資本を出資して設立された
第3セクタでしたが現在は三鷹市の資本から独立した企業として活動されているそうです。
また三鷹ICT事業者協会の会員は企業関係者が多いですが
協会自体は任意団体なので上記の分け方だと団体になるそうです。
FrontPage - LOCAL [Leading Organization of Community Activity for LOCAL]
http://www.local.gr.jp/
エンジン組もうぜ - 東北デベロッパーズコミュニティ
http://tohoku-dev.jp/
しまねOSS協議会 OS4
http://www.shimane-oss.org/
福岡Rubyビジネス拠点推進会議
http://www.f-ruby.com/
まだ参加者のレポートに目を通している途中ですが
ちょっと気なったところがあったので触れてみたいと思います。
伝説の勉強会カンファレンス2009終了。あの夜に何が起こったのか?また、今何が起こっているのか?
(screw it!)
http://d.hatena.ne.jp/tsuyoshikawa/20090607/1244363909
勉強会は本質的に勉強する場所に向いてない事は、もうちょっと言及された方が良いのかな?
「勉強」の定義はワザと曖昧にしておきますけど、学習には、結局は一人の時間が必要だと思うのです。
このあたりお話は私もずっと思うところがあって
いまだに整理ついてないのですがなんとか書き出してみます。
勉強会というとたいていの人からは「エライ人のありがたいお話を聞く」
といったことを期待されるケースがこれまでの経験から多かったと思います。
#こういった催しは講演会といったほうがいいかもしれまん。
一方で指摘されているように学習には自ら手を動かすプロセスが必要です。
講演会もあたらしい知見を得る切っ掛けとしてとても大切な場だと思いますが
仮にこの勉強会という名の講演会に毎回参加するだけだと
あまり学習効果は期待できないと思います。
#いわゆる勉強会に参加しただけで勉強したつもりになる状態。
なので「講演会でなにかの知見を得たらそれを実行してみましょう」と
いった話はよく自己啓発系の書籍で見かけます。
ところが技術系の話の中には聞いただけすぐに実行に移すのは大変ハードルが高く
なんとか始めてみても最初のインストールで挫折してしまうのはよくあることです。
もちろんひとりでそういった壁をどんどん乗り越えていける天才肌の方もいるかと思いますが、
何人かで集って同じ作業を一緒にしてみると、ちょっとした躓きに他の方がフォローをいれたり
わかっているつもりで説明しようとしたらわかっていなかったり
いろいろとたのしい(と感じるかは人それぞれですが)経験ができます。
#id:ebackyさんの社内勉強会の発表で社外の人全員が講師という話が場内を沸かせてましたが
#ワークショップなら十分ありかと思います。
Railsワークショップをはじめるにあたって、"ワークショップ"という言葉を選んだときは
そういった講演会と自習の中間くらいの場を提供できたらいいなとう思いがありました。
もっとも振り返ってみるとそれはあまりうまく実践できていませんでした。
問題点は沢山ありましたが、ワークショップの"たのしさ"を参加者に
うまく伝えることができていなかったことも問題のひとつとしてあったのではないかと思います。
今回のカンファレンスはその解決となるヒントがこれまた沢山ありました。
特に"たのしさ"は大事な要素で、hanazukinさんがIT勉強会カレンダー作成を
たのしく趣味として続けているという一貫したスタンスでお話されていたのも印象的でした。
ちなみに現在活動の中心になっているもくもく会は自習よりですが
人が集ったときはオプションとして交流も発生するのでワークショップの機能と
重なっている部分が結構あると勝手に思っています。
なにより非常に簡単に開催できるので勉強会入門としてお勧めです。
会場ではスキをみて、iPhoneアプリのかなぶんを参加者のみなさんに遊んでいただきました。
いろいろと好評をただいてとてもうれしくなりました。
#Appleはやくリリースして〜 (T-T)
http://kanabun.champierre.com/blog/
あと最後になりましたが会場提供のOracleの伊東さんをはじめ
社員のみなさんありがとうございました。
Oracle Technology Network (OTN) Japan
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html